リハビリ入院のご案内
北星記念病院では、急性期病院での治療を終了した方のリハビリテーション目的の入院をお受けしています。
脳血管疾患、外科手術又は肺炎等の治療時の安静により廃用症候群となった方や摂食嚥下訓練を要する状態の方などが対象となります。
当院のベッドの空き状況によりお断りする場合もありますが、まずは以下の手順にてご相談ください。
入院相談の流れ
1.入院相談受付
入院を希望される方は、まずは入院中の医療機関へご相談ください。
当院の医療ソーシャルワーカーが患者さんの病状などについて概要をお伺いし、診療情報提供書、看護情報の依頼をさせていただきます。FAXで当院の医療ソーシャルワーカー宛にお送りください。
2.入院判定① (判定は情報到着後1~2日以内)
入院中の医療機関からの情報をもとに受け入れについて判定し、入院の要件が満たされた場合はご家族との面接に進みます。但しリハビリテーションを目的とする今後の方針が決まっている方が優先されます。
3.ご家族との面接
面接の予約は、ご家族より当院の医療ソーシャルワーカーへお電話ください。面接日時は月・火・木・金(9:00~17:00) 水・土(9:00~12:00)までに来院できるように調整してください。
面接時間は30分程度を予定しております。面接の際には健康保険証(各種受給者証).介護保険証(お持ちの方のみ)をお持ちください。医療ソーシャルワーカーから当院について説明をさせていただき、患者さんの病状、ご家族の状況、退院後の暮らしについてのご希望などを詳しくお聞きします。
4.入院判定② (判定は面接後3~4日以内)
診療情報提供書、看護情報の内容と面談時の内容を踏まえ、当院での受け入れが可能か検討します。その後、医療ソーシャルワーカーより入院中の医療機関へお電話にて判定結果をご連絡いたします。
5.入院日のご連絡と入院
入院日が決まり次第、医療ソーシャルワーカーより入院中の医療機関へお電話にてご連絡し日程調整させて頂きます。
*入院までには予約状況により待機期間がある場合がございますのでご了承下さい。 入院の際の交通手段についてはご自身でご準備頂くことになりますが、入院中の病院でも紹介を受けることができます。
当院のリハビリ後の患者さんの自宅退院率は82%でした
当院でリハビリテーションを実施し、平成29年4月1日~10月31日に退院した患者さん180名を対象に調査しました。全体180名の平均入院期間は45.3日でした(図1)。また当院からの退院先では、自宅147名(82%)、他の医療機関7名、介護老人保健施設5名、特別養護老人ホーム9名。その他施設12名(グループホーム3名、ケアハウス5名、小規模多機能2名、高専賃2名)となりました。(図2)