Q1 脳外科・循環器内科の経験がないのですが、大丈夫でしょうか?
A1 当院に勤務しているスタッフは中途採用及び新卒採用を問わずほとんどが脳外科・循環器内科の経験がなく就職しています。最初は大変だと思いますが、脳外科と循環器内科は共通している部分も多く学ぶと大変面白くなると思います。まず働いてみて下さい。解らない事は他のスタッフが親身になって教えてくれます。
Q2 神経内科の経験がないのですが、大丈夫でしょうか?
A2 当院に勤務しているスタッフのほとんどが神経内科の経験がなく就職しています。 神経内科専門の医師が勤務していますので、解らない事は医師やスタッフが親身に教えてくれます。また、最近では、看護師では無いのですが、神経内科の患者さんの治療に携わりたいとの思いで入職をしてくれる医療スタッフも増えて来ています。
Q3 口腔外科の経験がないのですが、どのような事を看護しますか?
A3 患者さんの年齢は若い方~高齢の方まで様々です。外科のためほとんどは抜歯が多いです。抜歯でも、静脈麻酔~全身麻酔で行う方が多いので術後の看護や出血等の看護も行います。なお、外来は歯科衛生士が担当しておりますので、病棟での看護と術前検査等が看護師の担当になります。
Q4 看護師が働く部署は何部署ありますか?
A4 外来、手術室、一般病棟、療養病棟の4部署です。 4部署間を異動することもあります。
Q5 部署異動告げられた場合に断ることは可能ですか?
A5 どの職種においても「特別な理由が無い限り部署異動を断る事は出来ない」と就業規則で定め職員へも周知されております。異動を告げられると比較的ネガティブな方向で捉えがちですが、異動をする事で本人のスキルアップになったり、職場内での人間関係の幅が広がったりとメリットも多数有ると思いますので異動をポジティブに考えていただければ良いと思います。
Q6 男性看護師さんはいますか?
A6 もちろん居ります。最近は男性看護師さんが増えてきています。二次救急医療機関というのもあり、患者さんの移動の際は女性看護師よりも力があるので大変頼りになります。 なお、平成29年10月1日での病院全職員数は168名で、男性59名、女性109名となっております。その59名の男性職員の内、男性看護師は5名となっております。5名の男性看護師の内、看護師長、主任、副主任として3名が役職者としても活躍してくれております。
Q7 一般病棟とはどのような病棟ですか?
A7 脳神経外科、循環器内科、神経内科、口腔外科など様々な診療科の患者さんが、治療、手術、検査のため入院してくる病棟です。また、療養型病棟から治療の必要になった患者さんが転棟してくることもあります。 手術・検査など覚えることは沢山ありますが、とても勉強になることが多いと思います。
Q8 療養病棟とはどのような病棟ですか?
A8 一般病棟で治療を終えた患者さんが、リハビリテーション、退院時期の調整などで入院しています。全介助の患者さんが多いので、体力勝負の面もありますが、割とゆっくりとした時間の流れる雰囲気で患者さんに関わることができます。
Q9 夜勤は2交替制と聞いていますが、大変ではないですか?
A9 当院も以前は、3交替制を行っていました。 しかし、夜中に出てきたり、夜中に帰ったりする事を考えると16時間勤務ですが、(休憩:2時間)※夜勤明けの次の日は大抵お休みになるのでゆっくりと身体をやすめることができます。 ※(夜勤の明けたその日は、9時で勤務が終了し、翌日は特別な理由が無い限り休みが入るのでゆっくりと身体を休める事が出来ます。) 3交替制の時の休みは、夜中に出勤しないといけなかったので休みでもゆっくり休んだ気はしなかったけど、2交代制だと1日ゆっくり休めます。 特に当院は24時間対応の託児室があるので3交替制の場合は、夜中に子供を預ける時、夜中に連れて帰る時が大変だと言われていました。 2交代制は子供を朝まで預けて、夜勤明けの日は約15時位まで託児室に預けられます。 その間、自分は自宅でゆっくり休養できます。
Q10 看護師の採用には必ず夜勤が出来ないと無理ですか?
A10 当院の看護師の採用条件には、夜勤可能で有ることが必須となっておりますが、フルタイム勤務可能で曜日等に縛られずに勤務可能な方には常日勤での契約職員(一年毎)制度やフルタイム不可能な方にはパート契約制度も有ります。 但し、これらの制度には採用枠の上限が存在しますので、その都度、当院人事担当に空きが有るか確認して下さい。また、現在、夜勤は不可能だけど将来的(概概ね1年位を目途として)に可能な方はご相談下されば考慮いたします。
※契約職員の雇用条件の一例(給与規程)
年齢50歳以下の者については、それぞれの経験給料表の90%
年齢51~60歳以下については、それぞれの経験給料表の85%
賞与は職員の支給率に0.5を掛けた数字(職員の半分です)。
技術手当は、正職員の半額です。
Q11 准看護師の採用は取りやめたと聞きましたが本当ですか?
A11 平成25年1月より原則、准看護師の採用は控えております。但し、採用予定枠に空きが発生したり退職等に伴い欠員が生じた場合には、夜勤出来る事が条件となりますが、正職員での採用を実施することも有りますので入職したいとお考えの方は、一度、当院までお電話等で確認していただければよろしいと思います。 平成27年4月及び5月には、准看護師を3名正職員として採用しました。なお、准看護師のパート・契約勤務での採用は、今後も行う予定は有りません。
Q12 入職時に勤務する部署を自分で指定出来ますか?
A12 大変申し訳ないですが、希望をお伺いすることは出来ても希望に沿った配置を約束することは出来ません。あくまでも、配置は当院の看護部内の人員配置等と面接結果などを考慮して決めさせていただきます。
Q13 夜勤は看護スタッフ何人で行っていますか?
A13 一般病棟は、看護師3名と助手1名です。
療養病棟は、看護師2名と助手2名です。
その他、早出勤務や遅出勤務のスタッフも居ます。夜間の救急対応も行っていますので、一般病棟と療養病棟が協力して対応してます。
Q14 スタッフ間の人間関係が不安なのですが?
A14 最近は、人間関係を気にされる方が非常に多くなっていると感じていますが、当院には平成29年10月時点で全職員数として168名以上が在籍しており、そのうち約80名程度の看護部スタッフが勤務しておりますので、実際、気の合う方もいれば合わない方もおられると思います。しかし看護部以外との交流や勉強会等も沢山ありますので本人の感じ方や努力次第で自身を取り巻く環境は、良くも悪くもなると思います。一概に大変良いとも悪いとも言えないのが人間関係だと判断しています。嘘を書くわけにはいきませんので、こればかりは実際に勤務してご本人で判断していただくしかないと思います。但し、現在勤務している職員は、全員が新しいスタッフを迎え入れ一緒に地域医療を支えていけるよう協力してくれる看護師の方を心より待っています。
Q15 給料はどのくらいですか?
A15 看護師、准看護師ともに当院規定の給料表により定められています。なお、中途採用の場合は看護師、准看護師共に実勤務経験年数が加算されます。給料表及び賃金規程は、平成25年3月に改定され4月分より全職員の基本給部分がベースアップを実施されて改定されました。また、平成27年4月、28年4月には、各種手当関係の支給条件及び支給額の見直しが実施され、看護部関連の代表的な項目では、看護師の夜勤手当が12,000円→13,000円に改定され、手術室の危険手当が20,000円→30,000円へ、外来の危険手当が2,000円→7,000円→10,000円へと改定され、毎年、勤務の実態や業務量を考慮した見直しが実施されております。
支給項目の例は下記の通りです。
基本給、技術手当、危険手当、夜勤手当、住宅手当(支給条件有り)、通勤手当(支給条件有り)等が支給されます。
ちなみに…看護師の初任給は¥203,500(大卒は別途基準より)+技術手当¥20,000+危険手当3,000円(部署により増額有り)で、准看護師の初任給は¥162,500+技術手当¥8,000+危険手当3,000円(部署により増額有り)となります。夜勤手当は看護師、准看護師を問わず1回¥13,000です。
Q16 賞与が他院より少ないと聞いているのですが?
A16 他の医療機関の賞与については不明ですので何もお答えできませんが、当院の賞与については、通常の民間企業と同じ様に病院の経営状態によって毎年変動しています。しかし支給条件内容に限ってご説明すれば看護師、准看護師ともに当院規定の給料表により定められた基本給に、その時期に決定した支給率を掛けて支給されます。なお、当院は職能給制度等の導入は現在実施していないので、単純に基本給が賞与金額の算定基礎になっています。
ちなみに…平成28年は夏1ヶ月、冬2ヶ月+30,000円(職員、準職員、契約職員の差が無い特別加算分として支給)でした。
Q17 1ヶ月の休みはどのような感じですか?
A17 当院は、平成29年10月より4週8休及び祝日の日数分となっています。また、当院規定により年末年始(12月29日~1月3日分を病棟は交代で取得します。)にも休みがあります。希望により連休を取ることも可能です。また、有給も規定により入職後6カ月が経過し8割以上出勤していれば10日間付きます。
Q18 電子カルテのようですが、パソコンは苦手です。大丈夫でしょうか?
A18 スタッフの中にもパソコンが苦手な方は結構おります。個人で色々な工夫をして自分で看護記録が記入しやすいようにしているスタッフもおります。看護記録に関しても最初は時間が掛かったりしましたが、今では手書きより早くなったというスタッフも居ます。余談ですが馴れとは恐ろしいもので現在では、情報伝達の早さや記載された字の見やすさなど等の理由で、もう紙カルテに戻る事が無理と感じているスタッフが相当数に増えていますし、病院としても電子カルテが存在しない状況での業務は考えられないと判断しております。なお、操作に不安は有ってもパソコンが得意な看護スタッフもおりますし、医療情報管理室のスタッフもおりますのでパソコンが苦手でも電子カルテの操作方法は一からきちんと教えてくれますので心配はいらないと思います。逆に慣れれば大変便利な部分が有ることも直ぐに実感出来ると思います。
Q19 残業はどのくらいありますか?
A19 曜日によって多少の違いはありますが、看護部全体で月の残業時間を平均すると1人当たり約5時間/月です。(平成29年9月末現在)平成29年2月より働き方改革に取り組む意思決定を病院がしてから、各部署で独自に相談しながら業務効率を考慮した業務改善が推進されて看護部を始め病院全体でも大変少なくなりました。
Q20 病棟の日勤帯勤務では帰宅が遅いとの噂が有りますが?
A20 曜日によっても違いは有りますが残業時間そのものが1人当たり5時間/月ですwので、平均的には18時前後に病棟勤務職員は帰宅しています。先にも記載しましたが、働き方改革の推進及び勤務時間の見直し等で、皆が協力して業務に取り組み少しでも早く帰れるよう努力しております。
Q21 委員会活動が忙しく大変だと聞きましたが?
A21 当院の特徴の1つに活発な各種委員会の活動が有ります。各部署が縦割りで同じ職種の組織とするなら、委員会は横割りで職種及び部署を超えて協力しながらそれぞれの委員会が目標とする結果を得るために作業を進める組織と考えています。確かに、通常業務以外の業務になってしまいますが、他の職種と接する事によって病院全体の連帯感や、現在、何が問題なのか、その問題への解決に向けた取り組みがタイムリーに感じられ病院運営の一員であるとの帰属意識の高まりや、人間関係の多様化へ非常に効果が有ります。また、委員会の会議は、ほとんどが勤務時間内に執り行われますので委員会活動での残業等が発生することは余り有りません。
Q22 とにかく仕事が忙しいと聞いていますが?
A22 何を基準に病院の忙しさを計るのかは解りませんが、どこの医療機関でも患者さんに多数来ていただけるのは病院への信頼の証だと思って看護に取り組んでいると思います。確かに診療科毎の特性も有ると思いますが、当院だけが特別忙しいとは感じていません。至らない点も有り患者さんや患者さんのご家族よりご指摘を受ける事も多々有りますが、患者さんの病気を治すための手助けをさせていただいているとの思いで、当院の看護部は看護にプライドと責任を持って日々取り組まさせていただいております。
Q23 いつも募集しているのは退職者が多いからですか?
A23 確かに過去には医療制度改革等の影響で病床削減等も有り、退職者が多く出ていた年が有ったのは事実ですが、近年では著しく多いと言う程では無いと判断していました。平成28年は、看護部だけ見れば看護師3人、准看護師1名、看護助手6名でした。退職理由が進学や他の分野への転職、結婚や転勤等目標がしっかりとした退職や家庭の都合上止む終えない退職者が存在する一方で、体調不良や人間関係、業務について行けない等の理由も少なからず有ります。
平成24年まで離職率が減少傾向で、定着率が上がって来ておりましたが、25年、26年は再び上昇傾向となり、平成27年、平成28年では再度減少傾向となっております。近年では、まず看護助手の方の離職が多いのと、看護師及び看護助手に共通しているのですが入職から比較的短期間での離職者が多い傾向があります。過去には、一度も出勤しないで退職した方もおりましたので、そのような場合の退職理由を当院では、勤務実態が無かったり希薄なため人間関係や業務内容の問題にまで未だ至っていないと考えると退職理由の本音や職場内の問題の有無やその改善点などは推測出来ておりません。そのような中でいつも募集しているのは、看護部のスタッフが少しでも勤務に余裕を持てるようにと患者さんへの医療提供サービス充実のために更なる看護師の増員が看護レベルの向上に必要だと判断しているからです。
※参考までに看護部の過去の離職率を記載しております。
平成21年 平成22年 平成23年 平成24年 平成25年 平成26年 平成27年 平成28年
19.5% 13.7% 10.1% 8.8% 16.5% 14.8% 15.4% 12.0%
Q24 看護部長が不在で大丈夫ですか?
A24 当院では、平成29年1月より総看護師長1名及び看護師長2名の昇格人事が行われ、新たな看護部の体制がスタートしました。同時に副主任の増員と主任への昇格人事、看護助手にもチーフ制が導入されました。それらの職種には看護部の人事及び業務管理は当然ですが、病院組織と看護のプロフェッショナルな集団としての看護部との橋渡しをしていただいて、看護部の貴重な意見が病院運営や経営に取り入れられやすくなるよう、また、その反対に病院運営上の決定方針を看護部の職員皆さんに誤解無く伝えて調整していただく能力が必要だと思っております。また、近年の医療制度の複雑化に伴い計画的な看護師配置や看護師比率等や看護職としてのコスト意識の必然性など看護に必要な知識や技術以外の管理能力や経営知識もまた強く求められています。そのような考えを基本として、当院の看護主任及び副主任には、日々研鑽を積んで努力していただいておりましたので、現時点でも他の医療機関の看護師長さん方には負けない知識、物事の見方や仕事が出来る方ばかりだと自負していますが、また、何かトラブル等が発生しましても、総師長を筆頭に両師長や各主任、副主任も役職者としての責任と自覚を持って対応していただいておりますし、病院に対しましても看護部としての有益な提案も多数いただいておりますので、一部役職者の不在に囚われることなく当院の現状を見据えて安心して勤務して下さい。当院が安直に看護部長を配置しないのは、逆に看護部が病院運営にとって大変重要な部署で有ると十分理解しているので、看護部の意見や希望を汲み取り広い視野や知識を持った方に管理していただき、意識の高い看護部を作っていただくために要する時間が必要だと思っているからです。今回の新体制の今後にも期待をされております。
Q25 研修会等はどうなっていますか?
A25 当院は看護部のみ対象、全職員対象、看護部・リハビリテーション科共同での勉強会や院内研修会が数多く組まれておりますので、その部分でも有意義な知識向上や技術向上が出来ると思っております。また、出張へも積極的に行っていただいております。なお、平成29年10月より病院指定とされた研修会は出席が義務化されております。
Q26 子供が居るのですが託児室はありますか?
A26 病院と同じ敷地内に新築の24時間体制の託児室があり、0~12歳まで預けることが出来ます。お母さんが夜勤の朝などは、託児室から幼稚園(保育園)、小学校に通園・通学しています。新築の建物ですので、大変きれいで、非常に工夫された施設です。
Q27 育児休暇の取得は可能ですか?
A27 当然、可能です。看護師、准看護師で育児休暇取得条件に該当する方が妊娠及び出産した場合には、殆どの方が概ね1年程度(個人差は有り)を取得してから当院へ復職していただいております。なお、参考までに29年9月30日現在で育児休暇及び産前・産後休暇を取得している職員は病院全体で3名(内看護師が2名です。)おります。
Q28 就業規則等は整備されていますか?
A28 就業規則は常時10名以上の労働者を雇い入れている場合は整備しておかなければならないものですので、当然、当院でも毎年見直しをしながら整備しております。なお、平成22年よりは、就業規則に大きく変更が有った場合には、当院の顧問契約を結んでいる社会保険労務士が全職員を対象に2日間の日程で就業規則説明会を1時間程実施するようにしております。なお、職員(契約・パートも含む)で有れば誰もが職員IDを入力して院内のどの部署からでも就業規則を自由に閲覧出来る様に院内ネットワークも整備してあります。また、当院は就業規則以外にも月単位での病院経営状況(売上や利益等)や各種委員会の議事録及び病院スケジュール等や各種監督官庁の指導結果等の情報も職員には積極的に開示し、運営、経営の「見える化」を推進しております。ちなみに平成29年は、3月に2日間、9月に再度規則改正のため2日間で就業規則説明会を実施しました。
Q29 病院が新築されましたが環境はどうですか?
A29 当院は、平成28年11月に新築移転いたしました。約1年が経ち全てが100点満点の出来とはなりませんが、全館エアコンが設置されていたり、間接照明がふんだんに取り入られていたり、ホテルライクなロビーだったりと職員及び患者さんには多少の不便も有りますが総じて皆様からお褒めいただける施設になっていると考えております。何より新築ですのできれいなので働いていても気持ちが良いです。是非、この環境で一緒に働いて職員が色々な意見を出し合い、職員の創意と工夫で造り上げた病院を感じて下さい。