在宅医療・介護連携コーディネーター研修会の講師を務めました

去る令和2年11月20日(金)にオンラインで開催された標記研修で「北見市の在宅医療・介護連携推進事業の取り組み 委託事業者の視点から」というテーマで講義を行いました。
この事業は北海道が北海道看護協会へ委託して実施されたものです。
「医療・介護連携推進事業の全体像及び在宅医療・介護連携コーディネーターの役割について理解する」ことを目標に、北海道内の在宅医療・介護連携に関する相談支援に従事する職員等約15名が参加され、北見市における在宅医療介護連携推進事業の取り組みについてお話しをしました。
前段で北見市保健福祉部の地域包括ケア担当主幹から北見市における在宅医療介護連携推進事業の取り組みを紹介しました。
後段では当職が委託事業者の視点からお話をしました。

特に、在宅医療介護連携推進事業における目的と目標の違いと目標における方法(具体的な事業)との関係についてお話しをしました。
具体的には、目的は最終的に成し遂げようと目指す方向性を表し 「どこに向かっていくのか」「地域包括ケアが実現している様子」いわば「北極星」として位置づけられ、「目標」とは具体的で到達したことが分かるもの、現在の場所から見えるもの。いわば歩いている時に見える「次の電信柱」みたいなものです。
同じ目的を目指していても、達成させるための目標はいくつも存在します。したがって、ある目的に対して「どのような目標を設定することを選ぶか」がとても重要になってきます。その地域の在宅医療介護連携推進事業の目標となります。

また、目標設定と評価指標の検討についてもお話しをしました。例えば退院連絡ルールにおいての評価指標の例として、①定点観測(年1回程度)の調査と分析、②入退院連絡率、元の生活以外への転帰率、③退院支援計画に基づく退院日が延長した患者割合などが考えられます。令和3年度からは当該事業には、PDCAサイクルに基づく運営が求められます。その肝は「評価指標」を具体化して、取り組みが前進しているのか、他の有効な方法はないのかなど、活動の振り返りをしていくことが求められています。

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